伊藤烈志のブログ

“正しく生きるな、賢く生きよ” -バルタザール・グラシアンー


空腹時の運動は逆に太る!?

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最近、テレビを観てたら【林先生が驚く 初耳学】という番組が放送されていました。 内容は、今話題の「糖質制限ダイエット」。 糖質制限中の僕にとってとても興味深いテーマだったので、ついつい観てしまいました。 すると、自分が間違った糖質制限ダイエットをしていたことがわかったので、今回はそれをみなさんと共有したいと思います。

 

糖質制限してもなかなかお腹が引き締まらなかった

僕がガチの糖質制限生活を始めたのは今年の3月29日。 どういう食事をしたかというと、肉(Meet)、卵(Egg)、チーズ(Cheese)を主食とするMEC食です。 この食事法をすると、「ケトジェニックダイエット」という、高脂肪ダイエットにもなり、低脂肪ダイエットよりも短期間で痩せることができます。 肉だけを食べるという生活を試したYouTuberが痩せることができたのは、その効果によるものです。

僕は一か月以上MEC食を続けていますが、お腹の脂肪がなかなか落ちてくれないのです。 しかし、初耳学を見てその原因がわかりました。

 

原因は空腹時の筋トレにあった!

僕は、8時ころに朝食として卵やバター、13時ころに昼食として卵やチーズを食べるという食事スタイルをとっていました。 また、週2で昼食前に筋トレするというのが習慣でした。 でも、これが良くなかった・・・

空腹時に運動すると、体の中で糖新生が起こります。 糖新生が起こると、肝臓からブドウ糖を血中に放出されます。 すると血糖値が上がり、その上がった血糖値を下げるためにインスリンという、通称太るホルモンが分泌されてしまうのです。 

 

肝臓からブドウ糖が放出される

       ↓

     血糖値上昇

       ↓

    インスリン分泌

       ↓

     体脂肪増える

 

実際、番組で行われた実験でも、空腹時に運動した被験者は、糖質制限をしていたのにもかかわらず体重が増えていました。 一方、カロリーをある程度摂取してから運動した被験者は、体重が見事に落ちていたのです。 

僕が沖縄に来た当初の体重は64kg。 しかし、一週間前に測ったら66kgに増えていました。 こんな短期間に筋肉が2kgも増えるのは科学的にあり得ません。 この2kgには筋肉だけでなく体脂肪も含まれていたことになります。

 

運動前のおやつで本当に痩せる!

番組に出ていた医師によると、運動前に200kcalほどのカロリーを摂取すると、糖新生を防げるということです。 実際、ボディービルダーやフィジーカーの方は、筋トレの数時間前にバナナなどで糖質をある程度摂取していました。 僕は糖質制限しているので、バターや卵で代用しようと思います。

 

ちゃんと正しい食事と運動して、夏までにキレッキレの体を手に入れましょう!